CODE-1『Hades』*********************************************************・・・ザ・・ザザ・・・ ・・・聞こ・・・える・・・ Hades・・・ザザ・・・終わって・・・ ザザ・・・る者達ザザ・・・制裁を・・・ 【警告】ノイズが激しいため、これ以上の通信は出来ません。 【報告】回線を遮断します。 ********************************************************* RMAシリーズが普及した巨大都市『インフェラッド』。 RMA隊の『ヴェイツ』が警察の役割をしている。 警報音が鳴る。街に異常が起きた時に鳴らされるのだ。 「チッ、またイヴァリスか」 RMAパイロットのジェインが言った。 「そういうなよ。それにしても・・・最近かなり増えてるな・・・」 ロディスがなだめながら言う。 ********************************************************* ・レイグス本部 「・・・」 「ライゼス、どうしたんですか?」 「まだ奴らの調整が出来ていないのか?」 「何せ戦闘への意識が素人並に低いもので・・・」 「1部隊の隊長クラスまで上げておけ」 「了解しました」 ********************************************************* ・インフェラッド商店街付近 「標的確認・・・排除スル・・・」 イヴァリス数機がジェインの乗るヴァリスを攻撃した。 「遅いんだよ」 次の瞬間には、イヴァリス2機の腕が斬りおとされていた。 「おぉ、やるねぇ」 ロディスはブレードで敵を殲滅した。 戦闘が終わった直後、空が暗くなった。 その原因は巨大なRMAの出現によるものだった。 「・・・な、何だアレは!」 パイロットの一人が叫んだ。 「・・・」 「ボスキャラさんの登場、ってとこか・・・」 『我々は連合軍レイグスなり。我が軍門に下らぬ愚か者達よ、今一度チャンスをやろう。我らの元へ来るのだ。』 「・・・最近イヴァリスが増えてるのは奴らの仕業か」 「らしいな、自分達が神だと思っているらしい。」 数時間後、戦艦らしきものからRMAが大量に出撃してきた。 「おい、アレ全部イヴァリスか?」 「あぁ、敵って反応が多くある・・・ん?何だ?」 レーダーにアンノウンの機体が出現した。 「・・・俺に交信がきてるな・・・」 「・・・敵か?」 「直接聞いてみればわかるだろう」 ********************************************************* 【報告】回線が開きました。 『我が名はHades・・・邪悪なる者を滅するものなり。 選ばれしものよ、我を剣とせよ。』 ********************************************************* 「・・・どうやら乗ってくれ、という事らしい」 「そうか・・・って、おい!危ねぇぞ!」 ロディスはヴァリスから飛び降り、Hadesと名乗る機体に乗り込む。 早速機体の解析をする。 「機体データは通常のヴァリスと大差ないか・・・ん?」 ********************************************************* 【報告】 本人と確認しました。 【RMA-XX】Hadesの機能を復元します。 ********************************************************* 「RMA-XXだと?!そんなものが存在するはずは・・・!」 RMAはロディスが開発したもの、それ以外の人物には作ることが出来ない・・・ この機体は謎だらけの機体だったのだ。 『そのような事はどうでもいい、今は戦況を打開すべきではないのかね?』 「・・・考えている暇はないのか・・・」 (続く) ********************************************************* 【報告】 大戦のメモリーコード『Hades』を復元しました。 次のコードの復元は未定です。 ジャンル別一覧
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